ノートルダム大聖堂 ネーデルランド地方で最大のゴシック様式の教会です。 1352〜1535年の180年もの歳月をかけて建てられました。 高さは123メートルあります。 ここには当初2つの塔が建てられる予定でしたが、1つしか実現しませんでした。 1475年の大火で資金が底を尽き建設工事は中止されてしまいました。 この教会の中にルーベンスの2枚の絵、 「キリスト昇架」と「キリスト降架」があります。 ネロは観たくてたまりませんでしたが、布がかけてあり 銀貨を払った人しかみる事ができませんでした。 これが貯えておけるお金などない貧しいネロには大きな悩みでした。 物語の作者は、パトラッシュがいつも、ネロが大聖堂の中にルーベンスの絵がチラリとでもみられたらと思って滑り込むたびに、どんなに辛抱強く待っていたかを書いています。 |
大聖堂の正面入り口部分は、19世紀のゴシック様式による 「最後の裁判」の彫刻が施されています。 未完成の塔の下にあたる入り口右は建築家アップルマンスが石工たちを指図する姿などの像が建てられています。 いよいよ大聖堂の中へ・・・ |
ルーベンス作の祭壇画 「聖母マリア被昇天」 ネロが毎日、眺めて祈っていました。 大聖堂は1434年と1533年に火事による被害を受け、 1566年と1581年には聖像破壊主義者の犠牲となりました。 フランス占領下(1794〜1800年)では、財宝が全て略奪されてしまいます。 幸運にも略奪品の一部は取り戻され、大聖堂の芸術的財産は寄付や新たな取得によって豊かさを増しています。 |
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